京大サークル CARP(原理研究会)
京大公認サークルであるカープ(原理研究会)の公式ブログです。私たちは統一原理という理念を掲げて、周囲に希望を与えます!
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「いっしょに働きたくなる人」の育て方―マクドナルド、スターバックス、コールドストーンの人材研究
みなさん、

お元気様です!!!

以前、『希望を与えるロールモデル』の記事で予告したように、

『「いっしょに働きたくなる人」の育て方―マクドナルド、スターバックス、コールドストーンの人材研究 』

の内容をまとめてみたいと思います。



1102916701.jpg

本書の内容は、

マクドナルド、スターバックス、コールドストーンの3社で働いたアルバイトたちは大きく成長するという結果をもとに、

3社のアルバイト育成方法のまとめと、

3社のアルバイト経験者へのインタビューから分かった、人を成長させるのに必要な要素のまとめです。



人材育成団体をかかげるカープにとっても非常に参考となる内容ではないでしょうか。



成長=経験+触媒

本書では、まず、「成長=経験+触媒」という方程式に沿って分析を進めていきます。

この方程式は、モーガン・マッコールという人が、

『ハイ・フライヤー 次世代リーダーの育成法』という本の中で提示したものだそうです。


成長=経験+触媒。



この式は単純なモデルにしかすぎず、本当かどうかは分からないけれど、


成長の大きさは、

その人が経験したことと、

その周囲にある環境によって決定するという考え方は

非常に分かりやすいですね。



だから、育てる側にとっては、

メンバーが成長できるように、

適切な触媒のもとで、

適切な経験ができるようにしてあげることが大切になってくるんですね。



さて、本書によれば、若年者アルバイトへのインタビューから見えてきた

成長にとって重要な経験は次の5つに分類されるものでした。


①「上司や同僚と接することで生まれる経験」

②「仕事自体の課題で生まれる経験」

③「顧客と接することで生まれる経験」

④「教育プログラムによって生まれる経験」

⑤「個人のキャリア感」



※ちなみに成功した管理職は、共通して、以下の4つに分類される経験をしていたそうです。
①上司と接することで生まれる経験、②初めての管理職やゼロからのスタートなど、仕事上の課題から生まれる経験、③事業の失敗や降格、部下のミスなど、いわゆる修羅場経験、④研修プログラムなど、その他の経験



上記の内容が、

成長をテーマにしたインタビューで、

インタビュイーたちから出てきたみたいです。



確かに、自分自身も、成長したな~という経験を振り返ってみると、
上記のように分類される経験なんですね。


先輩に期待されて・・・とか、怒られて・・・とか、

責任を持って物事を進めて・・・とか。。。


個人的には「個人のキャリア感」が非常に大きかったですかね。。。




こういう研究っておもしろい。

ぜひカープのメンバーにもこういうインタビューを行って、

成長した経験について調査してみたいものです。




成長を促進する触媒

さて、次は触媒編。

触媒は、インタビューから13個のものが抽出されたみたいです。



ところで、触媒ってなによ?って話ですが、

マッコール教授は、

「人が経験から学ぶのを促進し、今までの自分とは違った存在にならせるもの」

を触媒と名付けたようです。

※本来の「触媒」は、「それ自身は変化をしないが、他の物質の化学反応のなかだちとなって、反応の速度を速めたり遅らせたりする物質」(by YAHOO!辞書)です。




そして、人材開発に効果的な触媒として、以下の3つを指摘しているようです。


「変化の必要性が認識できるように、フィードバックの内容を向上させること」

「変化に必要な刺激誘引と資源を提供させること」

「変化のための努力を支援すること」



ちなみに、この触媒は、デビット・コルブさんという人が発表した、

4つのステップの経験学習モデル(①具体的な経験→②内省的な観察(振り返り)→③抽象的な概念化(学んだ教訓を言葉にする)→④積極的な実験(学んだ教訓を新たな状況で試す)→①にもどる)を促進するものであるとも言えるわけです。




確かに、自分自身を振り返ってみても、

何か大きな経験をして、

得ることがあったとしても、

それが身について、

自分の成長につながったというものは非常に少ないと思う。



それはきっと、上記のようなサイクルを回していなかったからで、

たしかに身についたものを考えてみると、

繰り返しやり続ける環境が与えられていたと思うわけです。




ちなみに、13個の触媒は・・・と、

これ以上書くと、本書の内容を丸写しみたいなことになってしまうので、

ちょっとやめておきます。



ただ、マクド、スタバ、コールドストーンには、人を成長させる触媒が揃っているんですね。






今まで、自分の成長って、

その人が持っている熱意によって決まる部分が大きいのだと思っていました。


でも、それはそうだけど、たしかに環境も大切で、

人が育つ環境をつくってあげることも本当に大切なことだと思いました。



そして、経験をするだけでは人は成長せずに、

それを振り返って概念化し、新たな状況で試すというのもそうだなぁと思いました。



たしかに自分の中に定着して身になったというものは、

なんども繰り返して実験し、

試していったことでした。



ただ、悟って終わりだとか、

そのままにしていたものは、

言葉としては心や頭に残っているけれど、

それが身についているかと言えばそうではない気がする。





経験が人を大きくする。


それはたしかにそうなのかもしれないですが、

より厳密には、

経験と、その振り返りと概念化、そして新たな試みが人を大きくしていくのかもしれませんね。



そして、そんな成長を支援する仕組みを作っていくことも本当に大切なんだろうと思わされました。


以上、

楽しい読書の時間をありがとうございました!!!





※4つのステップの経験学習モデルのなかにでてきた、「内省的な観察」に関する本も読んだことがあるので、
もしかしたらまたアップするかもしれません。
お楽しみに!!!

テーマ:効果的な学習法など - ジャンル:学校・教育

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コメント
Re: 温さん
コメントありがとうございます。

だから私たちCARPは、PARサイクルに力を入れているんですね。
目標を決めて(Plan)、実践して(Action)、振り返って(Reflection)、また目標立てて(Plan)の繰り返し。これをぐるぐる回していけばどんどん成長できます!!!はまるととっても楽しいですよ(笑)


PARサイクルの参考URL
『成長の方程式』:関大CARP(原理研究会)
http://kandaicarp.blog.fc2.com/blog-entry-44.html
(←とても分かりやすいです)
[2011/09/27 20:41] URL | Hoppe #- [ 編集 ]

No title
経験と、その振り返りと概念化、そして新たな試みが人を大きくしていくのかもしれませんね
この言葉はほんとにそうだなあ~と思わされました。同じ経験をしてもその後にい生かせる人と、生かせない人がいるのはそういうことなんですね。為になりました
[2011/09/27 15:25] URL | 温 #- [ 編集 ]


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