京大サークル CARP(原理研究会)
京大公認サークルであるカープ(原理研究会)の公式ブログです。私たちは統一原理という理念を掲げて、周囲に希望を与えます!
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ヘッドフォンの分解・修理をしてみたよ~
おととし購入した、VictorのHP-RX900の調子が悪くなりました。

JVCケンウッド ビクター オーディオ用(インドア)ヘッドホン HP-RX900JVCケンウッド ビクター オーディオ用(インドア)ヘッドホン HP-RX900
(2008/02/05)
ビクター

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私にとっては、けっこう奮発して購入したお気に入りです。


不具合は、音を出した際に、右側からビリビリという音が混じってしまうこと。
そして、音量自体が左側に比べて小さくなってしまったことです。


ちなみに、不具合の原因は明らかです。

それは、


コードにつまづいて、机から落とすこと数十回!


・・・完全に自業自得です。


でもでも、コードの長さが3.5mもあるんですよ!
つまづかない方がおかしくないですか?


え、おかしくない?
そ、そうですか。 (_ _。)・・・シュン



実は以前も、同様の不具合が発生したことがあります。
しかし、その時はこの方法で直すことができました。


しかし、その後も床に叩き付けられ続けたHP-RX900くん。
とうとう、完全にへそを曲げてしまいました。


こうなったら、毒を食らわば皿まで!
このままゴミにしてしまうのはMOTTAINAI!


ということで、分解・修理を試みました!

※以下の内容を参考に分解を考えていらっしゃる方は、すべて自己責任のもと行ってください。


まずは、イヤーパッドを外してみました。
右が耳に当たる側、左がその裏側です。
左が裏、右が表(耳に当たる側)

外し方は結構強引です。


とにかく引っ張る!!

引っ張る!

ひっぱる!!


破かないように注意しました。
これだけでけっこう心労が・・・

(注:機種によっては、捩じって外すタイプもあるようです)


パッドを外すと、こんな感じです。
イヤーパッドを外したヘッドフォン


さて、ネジを回して・・・

まわし・・・

まわらん!!



めちゃくちゃ固いです。


とてもプラスティックにはめたとは思えない固さです。


そんなときは、こいつの出番!
潤滑剤


これをネジの上からブシュッとかけ、十数分放置。


ちゃんと回りました!

ビバ潤滑剤!



ネジを外すと、難なくカポッと開きました。

内側はこんな感じ。
ヘッドフォンの内側


ドライバーユニットの裏側です。
中央にあるのがマグネット。

配線がありますが、なかなか豪快にはんだ付けされています。


このユニットは、筐体に接着剤と爪で固定されていました。
しかし、マイナスドライバーで数回こすったら、あっさり接着剤は取れてしまいました。


爪だけで十分じゃね?と思いましたが、まあ作業は比較的楽だったので良しとしましょう。


そして、ドライバーユニットの振動板側
振動板

振動板は、板というより膜ですね。
触るとペリペリしてます。
ここが音の出力部なので、あまり指紋とかつけない方がいいのですが、
何せここが写真の通り凸凹になってしまっていたので、これを修復しました。


周囲の渦巻き状の凹みを、タンジェンシャルエッジというそうです。

元の形状に修復するのは難しそうです。


振動板はしっかりとユニットに固定されていましたので、これを外すと取り返しのつかないことになりそうだったため断念。

多少の凹凸には目をつむり、できるだけもとの形に戻すことにしました。


しかし、上から触ってもへこみが取れるはずありません。


向こう側から押したい!!

でも押せない!



こうなったら、逆転の発想です!


もう一度ユニットの裏側を見てみましょう。
ヘッドフォンの内側

マグネットの周囲の不織布部分に、白い丸がいくつか見えます。

穴が開いてるわけですね。

振動板を抵抗なく振動させるため、ユニット内の空気は自由に出入りできるようになっているようです。


ここから息を吹き込めばOKですね!

呼気には水分が多く含まれているため、ユニットを痛める可能背が高いです。
でも、背に腹は代えられませんものね!

(自宅にコンプレッサーのある方は、そちらを使うことをお勧めします。
ただし、気圧が高いと振動板を吹っ飛ばしてしまう恐れがあるため、細心の注意が必要です)。


息を吹き込んだら、振動板が曇りました!
曇った振動板


セロファンは、湿るとヘニャヘニャになってしまいます。

これはセロファンではないものの、似たようなものなので大丈夫かとどぎまぎしましたが、持ちこたえてくれたようです。

梅雨がある日本の気候で使う製品ですもの!

ビバ日本製!


中央のドームもきれいな形に戻りました。
タンジェンシャルエッジの周辺は凸凹がまだけっこう残っていますが、仕方ありませんね。
これ以上は私の肺活量では無理です。



なお、振動板中央のドームの下にしっかりとくっついてるのは、ボイスコイルです。
本来、コイルはマグネットの周囲をぐるりと囲むようにセットされております。

このコイルに電流が流れることによって、磁界が発生します。
そのため、マグネットにコイルは反発したり引っ張られたりします。
この反発と引っ張りが1秒間に何回行われるのかが、そのまま音の周波数になります。

たとえばHP-RX900の場合、再生周波数帯域は7Hz ~ 26,000Hzとなっています。
つまり、毎秒7回という低速の振動から、毎秒26,000回という高速の振動まで発生させることができるということです。

なお、人の可聴域、つまり人間が音として感じられる周波数は、個体差に寄りますがおよそ20Hz~20,000Hzくらいです。
つまり、人間に聞こえる音は、全て聞かせることができる、ということですね。


蛇足ですが、CDには22,050Hzまでの音を収録することが可能です。
人間の可聴域の音を全て収録しようという目的で、この周波数が設定されたそうです。

なお、近年はかなり身近になってきたMP3などは、様々な音質で保存することができます。
一般的な128kbpsのとき、収録可能な音は15,500Hzくらいまでです。

話がそれましたので、詳しく知りたい方は、サンプリング周波数MP3 vs AAC 音質比較!などをご覧ください。



閑話休題。

さて、このコイルをもとの位置に戻してあげます。

振動版【修復】
修復前はこちら。(再掲)
振動板


まあ、これで良しとしましょう。


今ブログを書いててビリビリの原因に思い至りました。

おそらく、ドームの凹んだ部分がマグネットと接触してしまっており、
振動のたびに振動板がマグネットを叩いていたのですね。

高音の時はビリビリ音がせず、低音の時に目立ったのですが、
それは、低音のほうが周波数が小さい分、振幅が大きくなったためだと考えられます。

だから、この方法じゃ直らなかったわけですね。


さて、再びこれを組み立てなおしまして・・・


完成!
ヘッドフォン修理済み


早速視聴。


ふむふむ。



・・・


違和感はかなり取れましたが、完全に元のようにとはやはり行かなかったようです。
とはいえ、注意して聴かないと気づかないレベルです。


素人修理ですし、まあこんなもんでしょう。
ドライバーユニットは、さすがにハンドメイドではないでしょうし、
これ以上を望むとしたら、ユニットごと交換してもらうしかないでしょうね。



というわけで、分解・修理のレビューでした。


参考にしたサイト様(文中でリンクを張ったものを除く)
古くなったヘッドホンを分解してみる
三島止まりです by.newopto HP-RX900
糞耳とヘッドホン 振動板(1)(2)
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