京大サークル CARP(原理研究会)
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~書評「男子校という選択」~
ネットショッピングには要注意です。

サイズはぴったりのものを買ったはずが…

あれ?

だぶだぶっちぃです。



先日、中学高校の教員免許をお持ちで、私立女子小学校で教鞭を持ったこともあるという

おおたとしまささんの書いた「男子校という選択」という新書を読みました。




「男子校という選択」

別に学力だけが人間の指標ではないですが…

この帯にある“なぜ東大合格トップ10の8校は男子校なのか”というフレーズはとてもショッキング。

本書では戦後の教育改革における共学化政策によって激減し、すべての高校5116校の内、

男子だけが通う学校は135校、全体のわずか2.6%程度だそうな。

なんとも(・_・;)マジカー


なんでも、共学における男子生徒の学力は男子校の学力と比較すると低下してしまう傾向にあるらしい。

その背景には、男子と女子の違いに問題があるそうです。

そういえば、以前千葉大CARP(「男女の違いと面白さ」)について定例研が行われてましたね。

一般的にも女の子は男の子よりも成長が早いとか言いますね。

(実際、私は小学校3年ぐらいから中学校の間幼馴染の女の子よりも身長低かったです。

ただ、高校の3年間で追い抜きましたが。)

また、「女の子のほうがおませさん。」なんて言説を耳にするように

精神面でも女の子の方が先んじる傾向が強く、

結局、18歳ぐらいで男女ともに同じくらいの発達状況になるのだとか。


…「それはジェンダー(社会的性差)として決めつけられたものだ!」

とお怒りのジェンダー論者の皆様。

ご安心を。

別に男女それぞれの傾向や特徴をもとに「差別」したいのではなく、

より効率よく、かつ有意教育を施すために身体的・精神的特徴を「区別」するだけです。


分類としては男女共学ながら、男女別のクラス編成で男女別々に授業を行う私立学校で

教鞭をとっていた先生のご意見を本書から引用すると、


  「男子と女子では、ロジックのとらえ方が違うようです。『女子は理数系が苦手』と

  いわれることがありますが、そんなことはないでしょう。理数系強化の教え方が
  
  女子用になっていないだけです」

                            おおたとしまさ「男子校という選択」



ほかには国語での読解の方法なんかも異なるそうで、

小説なんかは女の子のほうが「行間を読む」力があるそうで、

男子学生からは「そんなこと書いてないじゃないか!」という反論が飛んでくることもあるとか。

勉強の仕方も違うそうで

  「女子は長時間の勉強や単純作業にも耐えられますが、男子はそうはいきません。

  その代り、瞬発的に一気に大量にこなす中で力をつけていくことができます。だから、

  課題の出し方も変わります。」

                                    同書より引用




男女共学ではこういった違いを無視してしまい、教科教育の効率が良くないという点に加え、

男女間の関係にも問題があると指摘しています。


ちょうど思春期にあたることもあり、異性を意識しやすい心理的状況にあるために、

共学では服装や言動がどうしても異性を意識した言動になりやすいそうです。

それに対して男子校であれば、学校にいる間はそういった問題を考えずに、

学業や部活に打ち込めるというわけ。


また、男女間では共有しにくい思春期特有の話題を同性の先輩や先生と共有でき、

そういった縦の関係性の緊密さを利点としてあげる先生方も多いようです。

また、精神的な発達に後れを取っている男の子たちは女の子に気後れする傾向にあるらしく、

「母からの独立」が大きな課題となる男の子にとって、

女性=見上げる存在という構図ができてしまい

その結果、「草食男子」なるものが増加しているという斬新な意見も見られます。


ところで、日本では「母からの独立」というのが一般的に男性の一人前の証のようにとらえられるみたいですが、

これって必ずしもすべての文化圏であてはまるわけではないみたい。

お隣の国韓国ではもちろん徴兵で一定期間親元を離れる期間はあるものの、

ドラマの中では“いい大人”と目されるような男性が母親をひざまくらにしている様子なんかが見られたりします。

日本人としては「?」なシーンですが、韓国では割合普通みたいですね。

日本では商人の丁稚奉公や武士の藩校のように親元を離れて、

親に甘えない自立した人格を持つことが「一人前」の証とみなされた文化が

いまだに残っているのでしょうか?


筆者は男女別学がすべて良い!という強硬な姿勢で論じているのではなく、

男女共学が主流となり、男子だけが通う学校が激減している現代に「男子校」という選択肢を

残しておくことが教育の多様性を残すことになるのではないかとしています。


人間社会は複雑系です。

心理学や社会学などでは数字によって、数の原理が大きく幅を利かせますが、

人間は世の中に二人といない唯一無二の存在ですから、そういった人間が作り出す社会も

必然的に自分と考え方の異なる人、なかなか合わない人、苦手な人…がいることでしょう。

でも、そういった現実を踏まえた教育現場を確保することが大切ではないかと訴えているような気がします。


教育に関心がある人はもちろんですが、そうでない人もいつか自分の子供が学校へ通うようになったら…

という想像力を働かせながら読むと面白いかもしれません。

どうぞご一読あれ♪


ぶっちぃおすすめ度

4つ星 ★★★★☆ (*^_^*)


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コメント
捉え方のちがい
ものごとの捉え方は、性差であれ個人差であれ、どちらも要因の一つだとおもいますね。もしかしたら、相関関係かもしれませんし。
ただ、さまざまな環境から影響をうけるものだとおもうので、捉え方が違うことの根拠は個人によって違うでしょうね。
[2012/03/19 22:30] URL | くぼっさん #- [ 編集 ]

No title
くぼっさんコメントありがとうございます。

「感性やとらえ方の違い」とは果たして男女の違いなのか、個体差なのか…。難しいところはありますけどね。

性役割分担に関してはアフリカの中には家事を男性が行い、女性が狩りに行くというような風習を持った民族もいるとかいないとか。

果たして、真相やいかに。
[2012/03/18 00:30] URL | ぶっちぃ #- [ 編集 ]

訂正です。
誤→有義教育
正→有意義教育
失礼いたしましたm(__)m。
[2012/03/17 22:07] URL | くぼっさん #- [ 編集 ]

うむ。おもしろい。
「男子校という選択」は興味深いね。教育を男女区別して行うことが有義教育につながるという内容は、初めて聞いたよ。たしかに、男性と女性は明確に区別されるべきだと思う。なぜなら、感性やものごとの捉え方が違うから。捉え方が違うなら、教育方法も違ってしかるべきだと思うね。
本屋にいったら、まず立ち読みしようと思う(笑)。

あ、こちらのブログには初めてコメントいたします。よろしくお願いしますm(__)m
[2012/03/17 12:38] URL | くぼっさん #- [ 編集 ]


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[2012/03/19 19:21] まとめwoネタ速suru

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