京大サークル CARP(原理研究会)
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仕事を創る人 ―安藤忠雄 ~書評「安藤忠雄仕事をつくる」他~
いやぁ~

随分と暖かくなりました。

もはや春ですね。春。

こんな日はあれですね。

友人と連れ立って桜並木をドライぶっちぃです。

桜並木




今回はかの有名な建築家、安藤忠雄さんに登場いただきます。

あれ?

もしや、安藤忠雄さんをご存じない?

世界のAndoですよ!

では、御覧に入れよう!

これが安藤さんだ!!!





どーん。

安藤忠雄1

今回は書評と言っても二冊読みました。

安藤忠雄さんは1941年大阪に生まれ、

大卒が大半を占める建築界の中で独学で学び、

1969年には安藤忠雄建築研究所を設立し、

古風な長屋のスペースを使って「住吉の長屋」という近代風の建築に仕上げたことで注目を浴び、

その後も近代的なコンクリートの打ちっ放しという外見ながら、

一見すると想像してしまいやすい“近代的な”建築とは一線を画している。

それを端的に表している表現が本文にあったので引用する。



        機能主義に基づく現代建築の基本は、合理的で流れるような生活導線ですよね。その

      意味で、「住吉の長屋」は、一般に期待される現代建築逃れに全く反する建築でした。

        しかし、私は快適さをそのまま利便性の追求と読み替えるような現代都市住宅の在り方に

     は、疑問を感じていました。…中略…要はスペースの限られた中で、何を優先するのかという

     価値観の問題なのです。

        やや乱暴な意見に聞こえるかもしれませんが、実はこの中庭は、受け継がれてきた都市

     住まいの伝統に通じる者でもあるんです。だって、古くからある長屋や町屋といった都市住宅の

     中には、決まって中庭(壺庭)や通り庭、後ろ庭といった鑑賞空間があるものでしょう。


                      NHK仕事学のすすめ “自らの仕事を創造せよ” 安藤忠雄 より抜粋




この「住吉の長屋」という建物は長屋という特徴上周囲に窓を設けると

プライバシーを守ることが難しい。

(だって隣の家との間が数センチ、下手すりゃ接触してるんだから!)

そこで、彼は考えた。

ならば、細長い土地の中央で建物を分断し、そこを吹き抜けの“屋外”という空間を創ることで

室内に太陽の彩光を取り入れようと。

安藤忠雄3

安藤忠雄2

中央がそのまま中庭みたく天上のない“外”になっています。

よって、雨の日は傘をさして二階に上がらないといけないんです。

もちろん、評価する人だけでなく、反対する人、非難する人もいます。

でも、彼のあくなき情熱を抑えることはできません。

もともと、ボクシングを志していたこともあったらしく、

彼の生涯には情熱とそれをエンジンにひたむきに戦うファイターのような姿勢が見えてきます。

彼がかつて受け持ったクライアントから頂いた詩集の中の一節だそうです。

感銘を受けたので、掲載します。




     青春

      青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかた

      を言う。薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな肢体

      ではなく、たくましい意志、豊かな想像力、炎

      える情熱をさす。青春とは人生の深い泉の清新さ

      を言う。


      青春とは怯懦を退ける勇気、安易を振り捨てる

      冒険心を意味する。時には、二〇歳の青年より

      も六〇歳の人に青春がある。年を重ねただけで人

      は老いない。理想を失うときはじめて老いる。


      歳月は皮膚にしわを増すが、情熱を失えば心はし

      ぼむ。苦悩・恐怖・失望により気力は地に這い、

      生心は芥になる。


      六〇歳であろうと一六歳であろうと人の胸には、

      脅威に魅かれる心、おさな児のような未知への探

      求心、人生への興味の歓喜がある。君に吾にも

      見えざる駅逓が心にある。人から神から美・希望・

      喜悦・勇気・力の霊感を受ける限り君は若い。


      霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、悲歎の

      氷に閉ざされるとき、二〇歳であろうと人は老い

      る。神戸を高く上げ希望の波をとらえる限り、八〇

      歳であろうと人は青春にして已む。


                 『「青春」という名の歌―幻の詩人サムエル・ウルマン』
                         宇野収・作山宗久/三業能率大学出版部

                                           上記に同じく引用



別に自分たちみんなが建築家になる必要はないけれど、

各々の分野で、これぐらいの情熱と「若さ」を持った私になりたいと思わされました。

皆様も異なる分野の偉人に関心を持ってみると良いかもしれません。



テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

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コメント
No title
> くぼっさんこめんとありがとうございます。
いつまでも「若者」でありたいと思わされました。
[2012/04/02 17:02] URL | ぶっちぃ #- [ 編集 ]


最後のウルマンの詩は、感慨深いですね。
夢や理想を追求して、現実にしていくことをいっているのかな。
そういう意味で、安藤さんは、チャレンジャーなのかもしれないですね。
[2012/03/31 10:31] URL | くぼっさん #- [ 編集 ]


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