京大サークル CARP(原理研究会)
京大公認サークルであるカープ(原理研究会)の公式ブログです。私たちは統一原理という理念を掲げて、周囲に希望を与えます!
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大切なものは何ですか? ~俵万智「あれから」書評~
お元気様です。

昨日は雨の予報ながら青空を見せ、

今日は晴れ予想ながら、曇天になる…。

ε=( o><)oもふっ!!

…と思ったら雷。

夕立


そして大雨(T_T)

どうやら、けたたましいあの雷が今日の天気の「曲がり角」だったようです。

曲がり角…

…カーぶっちぃです。

 (´◉◞౪◟◉) ドヤッ





ちなみに、ここで使った「曲がり角」ってい意味わかりますか?


      ある状況から異なる状況へ移行する転換期・転換点を意味する(比較的、上昇から下降、
     安定から不安な状態など、良い状況から悪い状況への転換点を指すことが多い)。


実はこういった使い方は1959年の

とある映画の題名がを契機にひろがったとか。

参照は→コチラ





さて、今日はマイブームの俵万智さんの「あれから」という歌集を紹介します。

昨年の東日本大震災に生で遭遇した俵万智さん

それから一年間をどのように表現するのでしょうか。

さぁ見てみましょう!!!







あれから―俵万智3・11短歌集あれから―俵万智3・11短歌集
(2012/03)
俵 万智

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「あれから」の“あれ”ってなんでしょうね?

…そうです。

3.11 東日本大震災です。

俵万智さんは生活していた仙台で被災し、

その後、ひとり息子を連れて、

西へ西へとのがれのがれて

沖縄・石垣島へと行き着く。

石垣

震災から石垣定住への顛末が

歌集という形で描かれています。

今回の震災は単なる地震ではなく、

人知を超える津波に加え、

史上最大級の原発事故、

風評被害という人災も加わって、

日本人にとって忘れようにも忘れられない一日となりました。

これは日本にとって大きな「曲がり角」となるんでしょうか。

それとも、

雨降って、地固まる。

心機一転。

再出発できるんでしょうか。



彼女は困窮する環境の中でも


     ゆきずりの

     人に貰いし

     ゆでたまご

     子よ忘れるな

     そのゆでたまご

               本書より引用

と歌い「食べ物の背後にある人々の苦労や心遣いに感謝せよ」というメッセージが読み取れます。

“武士は食わねど高楊枝”なんて言葉がありましたが、

この言葉に見られるような矜持ではなく、

人間にとって大切な“感謝のこころ”や

人として食と向き合うべき姿勢がこの歌には見えるように想います。

以前、食に対する姿勢に関して言及しましたね。

(参照:食事は“おいしい”ですか? ~映評「フード・インクごはんがあぶない」~'12.4.30)


     ありふれた心が後ろめたくなる花をきれいと思うことさえ

                           本書より引用



通常、こういった大災害には暴動がつきものだと

ニュースなどを通じて、海外の様子を伝え聞きますが、

この歌からは、生き残って喜び、

自分だけは何としても生き残っていこう!

というサバイバルな生き方よりも、

自らが生き残った感謝と共に、

亡くなった人を悼むこころが“うしろめたさ”を宿らせる…

そういった共生を大切にする“こころ”が垣間見られるように思います。

でも、人の思いは目に見えない。

「フクシマから去る」という行動だけを切り取って

「裏切り」「逃げる」「自分だけ」などというとげとげしい言葉を伴って

心無いひとから非難をうける。



      子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え

                             本書より引用



そんな批判を受けつつも、我が子のために西へ西へ。

その様は古代中国の偉人、孟子を育てた母親のごとく…

(参照は→コチラ)


      孟母には

      あらねど吾は

      二遷して

      西の果てなる

      この島に住む



母親の決心を表すような歌ですね。

ただただ、子女のために、

安全の健康を祈って必要な場所へと越してゆく…

やがて、時が経ち流れついた地になじみ始めると、



      ぷぷぷぷと

      頬をふくらます

      子に聞けば

      釣られて焦る

      フグのものまね

              本書より引用



かつての悪夢を忘れたかのように、

無邪気にはしゃぐ子のユーモアに心が励められるよう。

最後にこんなのもありました。


      係員の

      入力ミスか

      「日本は終了しました」とある

      掲示板

                本書よりい引用



さて、日本はかつてないよう有事の事態に見舞われました。

まさに、日本は今、「曲がり角」にきているといえます。

これから、ただただ流れに任せて落ちていくのか、

ここで、奮起して立ち直るのか…

日本の未来は日本の若者にかかっている。




非難の是非はともかくとして、

万智さんはなぜ自分が批判を受けながらも、

西へ西へといったのでしょうか。

こんな言葉で、この歌集はまとめられています。


      あの日以来、多くの人が考えたことだろう。自分にとって一番大切なものは、

     なんなのかと。母親である私には、少しでも安全な場所へ子どもを連れていきたい

     ということしかなかった。


      何色にもなれる未来を願う朝 白いガーベラ君に手渡す

                     本書「あとがき」より引用



白のガーベラの花言葉は「希望」だそうです。(参照は→コチラ)

新しい希望を託して、贈られる…

自分にとって大切なものはなんなんでしょうか。



日本の未来を作るのは、

日本の未来を担うのは、

われわれ日本の若者でなければなりません。



今一度、自らの言葉をかみしめる夕。



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コメント

くぼっさんコメントありがとうございます。
親と子の関係性に勝って、心に響くものはないですね。
自分たちも次世代に“白いガーベラ”を渡し得るような生き方を選びたいものです。
[2012/05/31 16:44] URL | ぶっちぃ #- [ 編集 ]

ぼくたち自身の良心を信じる
子をまもろうとする親を誰も責めることは、できない。
誰でも同じ。
できることは、お子や弱きものを共にまもろうとすること、ブログを読んでそういうことを思いました。

生きとし活けるものを貴く尊く想い、理想社会を築きたいものですね。
[2012/05/31 14:42] URL | くぼっさん #- [ 編集 ]


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お元気様です。昨日は雨の予報ながら青空を見せ、今日は晴れ予想ながら、曇天になる…。ε=( o><)oもふっ!!…と思ったら雷。そして大雨(T_T)どうやら、けたたましいあの雷が今日の...
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