京大サークル CARP(原理研究会)
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またまたジブる。~映評『紅の豚』~
みなさまお元気様です。

ご無沙汰しております。

とうとう蝉の鳴き声が耳につく季節になりました。

蝉の鳴き声というと…

ミーンミーン。

ジージー。

ツクツクホーシツクツクホーシ。

などなど。

いろいろありますが、なんと!

蝉の種類それぞれで、鳴いている時間帯が違うとのこと∑q|゚Д゚|pワオォ!!

いろいろ調べていると1~2週間で死んでしまうってのは、

成虫の飼育が人間には難しく早く死んでしまうからだとか。

実際に自然の中では1ヶ月ぐらいは生きるんだそうな。

それでも、何年も何年も外へ出ることを夢見てきた幼虫期間を考えると、

わずかな期間…。

蝉

ぜひ、彼らの鳴き声を聞いたら

「うっせぇな」

「あ゛-イライラする!」

とか言わずに、短い生命を想って応援してあげましょフレーヾ(゚ー゚ゞ)( 尸ー゚)尸_フレー




…しかし、こんなに暑い日は水に飛び込みたいですねー。

じゃぶじゃぶっちぃです。















ということで、またもジブリます。

今回は名作『紅の豚』。

そうそう。

「飛ばない豚はただのブタだ。」

でおなじみのヤツですよー。

ん?

あぁ“飛べないブタ”じゃないのでご注意を!

ポルコ(主人公のブタ)は自分の意思によってますんで。

では、いってみよー。

Let's go to ジブリ world!!!



















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不明

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さて!

今回の『紅の豚』。

ご存じない方のために2分半。

準備しました!

ごらんあれ。









実は今まであんまり好きじゃなかったんですよねー。

「なんや!このすかしたブタは!」

…って感じで。

でも、予告編には


       人生の哀歓や苦味も

       織り込んだ

       大人のための

       アニメーション映画




とありますから、

年相応になったということか…Σ(゚口゚;ダレガオッサンヂャー





はい。

しかし、よくよく鑑賞してみるとなかなか深い。

まず、一番注目が集まるのは、やはり主人公のポルコが「なぜブタなのか…?」という問いでしょう。

私たちはブタにどんなイメージを持っているでしょうか?

おデブ?

愚鈍?

食用?

こんなのがブタに対する一般的なイメージかと思うんです。

実際、宮崎駿監督の後の作品である『千と千尋の神隠し』には、

ひたすらに食事をむさぼり食らう主人公千尋の両親がブタになってしまうというシーンがあります。

世間でも

「ブタもおだてりゃ木に登る」:おだてられて調子にのっている人間を揶揄する言葉。

「遼東の豕」:世間ではありふれていることを知らずに自分ひとりで得意になること。

「豚児」:自分の息子をへりくだって言う言葉で、愚息と同意。

などなどいろんな表現がありますね。

ちなみに、「ブタに真珠」という言葉は聖書のマタイ7/6が言葉の由来とか。

ある種、ブタが人間と対比されて低く見られるのは世界共通なのです。

(;゚(OO)゚)ブヒイイイィィ-

かわいそうなブタさん。






さて、どうして駿氏はそういったネガティブなパブリックイメージがまとわりつくブタさんを

物語の主人公にすえたのでしょうか。

これにはきっと深い意味があるはずです。

そこで、劇中に登場する象徴的なシーンをひとつ。

賞金稼ぎとして空賊(海賊の空バージョン)をしている主人公ポルコが、

銀行で賞金をおろすシーン。





銀行員「うらやましい。私もこれぐらい稼いでみたいですな。」

ポルコ「今月の払いだ。」

銀行員「飛行艇のローンは終わりました。いかがでしょう。

    愛国債権などお求めになって、民族に貢献されては?」

ポルコ「そういうことはな。人間同士でやんな。」







別の場面では「ブタに国も法律もねぇよ。」といった発言もあります。

ちなみに、作中の時代設定を調べてみると、


 元々、宮崎駿氏は戦史・軍事に造詣が深く、とりわけ好きなタイプの戦闘飛行艇が登場する物語の舞台としては年代が限定され、1920年代のアドリア海を舞台とした物語となりました。しかし企画・製作時に勃発した湾岸戦争、及び「紅の豚」の舞台であるアドリア海に面したユーゴスラビア国内で民族間の紛争が勃発しており、当初の企画であった理屈抜きで明るく楽しい映画ではなくなったことに影響があったと考えられます。
                       「紅の豚」ファンサイト GIONALE DEL MAREさんより引用



とあり、戦争や民族紛争、そこにまつわる国家や法律といった“人為的”なものを、

“自然の象徴”として、“ブタ”と対比しているのかもしれません。

そういった視点で見るとポルコは民族や戦争といった争いを嘲笑し、

自分はそれにかかわらないというスタンスをとります。

ここには宮崎監督の他の作品にも見られるような「自然>人間」という思想が、

強烈なアイロニー(皮肉)によって表現される。

「人間が忌み嫌う“ブタ”にさえ、人間の戦争や民族紛争といった争いは嘲られる」

こういった構図を作ることで、視聴者に人間の過ちや、業の深さを印象付ける…。

いやぁ~、深いですねぇ。




























小休止。

動物1(ニコニコ!写真動画館さんより引用)
「喧嘩せんと仲よぉしいなぁ…。」の図





























映画ひとつをとっても、作品の中には作者の意図や本人の意図せざる嗜好が反映されるんですね。

こういう「現象を見ることで、物事の本質に迫ろうとする」プロセスを

論理学では帰納法(参照:wiki先生)といいます。

京大CARPでは世の中のさまざまな事象を検証しつつ、

そこに流れる本質を見極めるべく、

定例研なるものを毎週行っています。(テスト期間・夏休み期間はお休み)

あなたも一緒に普段考えないような物事の本質に迫ってみませんか?

一緒に活動してくれる人大募集
いつでも気軽にどうぞ!!!

連絡の取り方はこちら

↓今日も幸せ☆ぽちっとな






…まぁ、なにも小難しく考えなくても、映画ぐらいは楽しく見たらいいのかもしれませんが(笑)

テーマ:モノの見方、考え方。 - ジャンル:心と身体

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コメント

紅の豚がみたくなって、早速TSUTAYAで借りてきちゃいました(^_^;)
やっぱりジブリはええねぇ~(^_^)
[2012/08/03 18:09] URL | くぼっさん #- [ 編集 ]


くぼっさんコメントありがとうございます。
>幼い頃、ポルコのような孤高の存在に憧れましたわ~
確かに心なしか似ているような…。

あ。
見た目でなく、内面ですよ゚+。:.゚ヽ(*'(OO)')ノ゚.:。+゚笑゛

ワイルドな感じがいいですよねぇ~。
[2012/07/30 01:03] URL | ぶっちぃ #- [ 編集 ]


幼い頃、ポルコのような孤高の存在に憧れましたわ~。
[2012/07/29 15:26] URL | くぼっさん #- [ 編集 ]


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