京大サークル CARP(原理研究会)
京大公認サークルであるカープ(原理研究会)の公式ブログです。私たちは統一原理という理念を掲げて、周囲に希望を与えます!
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世界的権威に学ぶ

みなさん、お元気様です!!

久方振りの教授 です。



ここ最近、活動報告がバンバン上がってブログも充実してるようですね。
☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆



そうそう、先日Pureくんが上げてくれた落書き消しの報告がありましたが、
実は私も参加していたんですよ。


参加歴もだいぶ長いこともあって、NPO代表のKさんからも

Kさん 「教授くんも、もう古い人やなぁ。。。」

としみじみ言われてしまいました。ヾ(;´▽`A``アセアセ




とまぁ、ブログの本題に戻りましょうか。


突然ですが、12月10日が何の日かみなさん、ご存知でしょうか。












12月10日

12月10日(じゅうにがつとおか)はグレゴリオ暦で年始から
344日目(閏年では345日目)にあたり、年末まであと21日ある。
                                        ---- Wikipediaより引用 ----




Wikiってみました。年末まであと21日とか、当たり前やんって感じがしますが、
たまにhumorousな所があるんですよね。。。Wikipediaさん。。






って、そうじゃなくて、Wikipediaにも載ってるんですが、

12月10日というのは例年、ノーベル賞授賞式が行われる日なんですね。.゚+.(´∀`*).+゚.

最近ニュースにもなっているので皆さんご存知だったかもしれません。

(ちなみに12月10日は、かの発明家、アルフレッド・ノーベルの忌日にあたります)





みなさん、今年の日本人受賞者が誰かご存知でしょうか?







そう、
大村智先生が「生理学・医学賞」を、梶田隆章先生が「物理学賞」をそれぞれ受賞されましたね。

img_a236e4de8c596cc010bdda0910a9afe629811.jpg
大村先生(写真左)と梶田先生(同右)、受賞の知らせを受けての会見の様子




折角なのでその道の権威の方々を学び、ブログという形で共有しよう、と思ったわけです。








たまにはマジメな記事も書かないとねっ! ┗(`・ω・´)┛フンヌッ!




個人的には専門にしている物理の方がいろいろ解説しやすいところはあるのですが、
まず大村智先生の話を今回はしようと思います。








大村 智(おおむら さとし)


北里大学特別栄誉教授。
微生物によって生産される天然の有機化合物を研究し、450種類を超える
新しい化合物を発見、うち25種類は医薬品や研究用試薬としての実用実績があり、
創薬研究の発展などにも大きく貢献されました。

研究以外にも、北里研究所の経営再建や女子美術大学への支援、学校法人開智学園
の運営などにも取り組み、私費を投じて出生地である山梨県北巨摩郡神山村に
韮崎大村美術館を建設されるなどの貢献を重ねておられます。






<受賞理由>


「線虫の寄生によって引き起こされる感染症に対する新たな治療法に関する発見」




大村智先生のことを調べると必ずと言っていいほど出てくる単語が
「イベルメクチン」
かと思います。




私も正直、(;@3@)何々?ヮヵンナィ?って感じだったんですが、
これが調べてみると凄まじい内容であることがわかります。




大村先生は日頃からビニール袋を財布に忍ばせ、様々な地での土壌サンプルを保存。
年間2000株以上もの微生物を培養して新化合物の発見に尽力されています。


その中でゴルフ場近くの土壌で発見された微生物から抽出した物質が
「アベルメクチン(Avermectin)」という化合物で、これを基に開発した
医薬品が「イベルメクチン(Ivermectin)」というわけです。


ivermectin

イベルメクチンの分子構造






この薬品はもともとペットや家畜の感染症予防剤として用いられていたそうなのですが、
今や世界中で年間3億人に服用されているとのことです。


主に熱帯地方の中南米やアフリカにおいて、オンコセルカ症という
皮膚病や視覚障害をもたらす感染症の特効薬となっています。

また、リンパ系フィラリア症、疥癬といった病気にも効果を発揮します。




このお薬がすごいんですね....φ(・ω・` ) 簡単な特徴を挙げると、



・副作用が少なく、口径摂取が可能
衛生環境の整っていない地域では、薬品の直接投与にも
感染症などを予防することが重要です。

投与量を測るための体重計すらない地域もあるわけです。

また、注射すると言えば嫌がる方もいらっしゃるでしょう。



医師の管理が行き届かないような環境においても、イベルメクチンは
安心して使用することができます。



・年1〜2回の服用で劇的な感染予防効果
これが凄まじいです。
年1回の服用で感染率が劇的に減少したという報告もあるそうです。

複数回の服用を求められても、経済的な問題や医師不足の現状からそれが難しい地域もある。



ただ効果を示すというだけでなく、アフリカなどといった地域における
環境的与件に対する対処能力が非常に高い薬品なんですね。









スゲェ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!


って感じじゃないですか?






それまでは寄生虫の原因となるブユなどの虫を駆除する以外に防ぎようがなかったわけです。

大村先生の研究の成果によって、アフリカの2億人以上の方々を病魔から救うことになります。



308498_0_00.jpg

アフリカの現地で交流する大村先生








<研究者としての姿勢 〜謙虚そして人のために〜>


このように素晴らしい業績を上げられた大村先生ですが、ご本人はこのように仰るのです。


「私の仕事は微生物の力を借りているだけであって、私自身が難しいことをやったりしたわけじゃない。
正直言って、微生物がやってくれた仕事を整理したようなもの」


「僕は役に立つ物質を作るんじゃなく、見つけているだけ。だから微生物へのリスペクトを忘れない」




先生の謙虚な人柄がうかがえる発言ですよね。



また、授賞式が行われるスウェーデン現地においての会見でも、

「研究は一人ではできない、共に仕事をしたすべての人にこの賞を受け取る権利がある」

と、共同研究による結実であることをよく強調しておられます。


産学連携の先駆けとなる研究形式(大村式と呼ばれる)を作り出したのも大村先生とのことです。





そして、大村先生の研究、人生の指針にあるのが”人のために” という基準です。

この価値観は大村先生が幼少の頃、面倒を見てくれていたお祖母さんからきています。

「とにかく人のためになることを考えなさい」「情けは人の為ならず、巡り巡って己が為」
と言い聞かされながら育てられたそうです。



その後の研究人生において多々あった分岐点ではいつも、
「この選択が人のためになるのか?」を考えて、行動されていたそうです。


ただひたすらに信念を曲げない、為に生きる実践の人生だったわけです。



なんかもう、本当に頭が下がります。(;´Д`)




統一原理の本質も”為に生きる”精神ですが、私たちのような若者も、

「いかにしたら人の為になるか?」

を追求し、真実に為に生きるということを実践していきたいものです。








<失敗を恐れない、努力もう一晩>


さて、研究者としての姿以外にも種々に造詣の深い大村先生ですが、その才は人材育成にも現れています。

その根拠を示すのが大村先生のグループ出身研究者の数。


これまでに120人以上が博士号を取得し、30人以上が教授になっています。


一研究グループにおいてこれだけの実績を持っているグループはそう多くはないのではないでしょうか。






さて、人材教育にも先生ご自身のポリシーが現れています。それが


「人の真似をしない」




先に挙げた人柄から温厚そうなイメージもありますが、
実際、大村先生は非常にバイタリティの溢れた研究者でもあります。



ともかくやろうと思ったことをどんどんやってみる。

独創性を重要視されます。



ある時は学生に有名な論文のコピーを渡して、「ここに書いてあることは真似するな」と話したといいます。



全く新しい手段で道を切り開くことは当然ながら簡単ではありません。

良い結果が生じるかどうか、予想がつかないですからね。

そういう意味では、成功者の手法を真似することで、
なんとなくでも結果の予想を立たせつつ研究を進めたい気持ちになるのも分からなくもない。


ただ、大村先生はそういうことは好まなかったみたいですね。


「人の真似をするとそこで終わり、超えることはできない」





また、日本での記者会見で詰め寄せた学生たちに対して、次のように助言をくださっています。


「これやると失敗するんじゃないかとか、これやると失敗するじゃなくて、そういうことはもうあれして、
失敗してもいいからやってみようという気持ちが絶えず起こさなきゃなんない。だから、成功した人、
私は自分でも自分のことでも言えると思う、成功した人はね、あんまり失敗言わないんですよ。だけど、
人よりも倍も3倍も失敗してると思います。へましてると思うんですよ。そういう中から成功のあれが
出てくるわけですから。だから1回、2回失敗したからってどうってことないよと、若いころは。
とにかく失敗繰り返して、やりたいことやりなさいっていうようなことですね。」




失敗は成功の母。

これは研究だけに言えることではないでしょう。



若者の特権は挑戦にある!! ┗(`・ω・´)┛フンヌッ!

私たちも失敗を恐れずに前進していきたいですね。。:*:・(*´ω`pq゛ポワァン





<亡き妻に対する感謝の心を忘れない>



ノーベル賞受賞が決定した時に真っ先に報告したのが、「心の中で」今は亡き妻、文子さんだったといいます。



「研究者としていちばん大事なときに支えてくれた」と仰られています。



昨年、iPS細胞発見関連でノーベル賞を受賞された京大の山中先生がいろいろなニュースに取り上げられた時も、
先生が家庭を非常に大切にしておられるところに注目が集まっていました。



研究に没頭しつつも決して家庭をないがしろにしない。

もちろん、家内の皆様方の理解も大きかったのでしょう。



文子さんはいつも、
「あなたはノーベル賞をもらう」と先生本人に話していたそうですし、
近隣の方にも「主人ならできると思うんです」と話されていたんだそうです。




研究は一人ではできない、と言われた大村先生の言葉の背後には

こういった家族の方々も入っているのかもしれませんね。









いやー、、

調べれば調べるほど”偉人”と呼べる方でしたね。




そして、微生物の力はすごいなぁ、と素直に感じました。



それまで人間の技術だけではどうしようもなかったアフリカの病に対して
効力のある化合物(のヒント)がどうして土の中にいるような微生物から抽出できるのか。。。



確かに大村先生のみならず、多くの方々の苦労あっての発見だったと思いますが、
どうしてこうも都合よく微生物が薬品につながり得る化合物を作っているのか。。。



単なる偶然??



大村先生の開発研究された25種類以上の微生物から得られた医薬品は
全て偶然からくる産物だったと言えるのでしょうか??





丁度、そのために微生物が準備されていたようにも思えませんか??




ここから先は皆さんのご想像にお任せします笑




まーた長くなってしまった ε-(;-ω-`A) フゥ…

読みづらい文章ばかりで申し訳ありません。



調べてみれば、様々な大村偉業がすぐ出てきますんで、関心のある方は是非。




やはり権威と呼ばれる方々は素晴らしい歩みをしておられるし、その素養を備えていますよね。

若者として多くを学んで、この社会、この世界を善い方向へ動かしていけるようになっていきたいですね!!






また余裕があれば、梶田先生の物理学賞に関しても紹介したいと思います。


それではまた!!




##大村先生の記者会見全文はこちら







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いつでも気軽にどうぞ!!!


連絡の取り方はこちら

↓今日も幸せ☆ぽちっとな
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コメント
Re: お元気様です、神戸カープのらいです(^o^)/
らい さん

コメントありがとうございます。
私も正直、大村さんのことは今まで存じ上げなかったのですが、世の中には偉人•義人と呼ばれる人たちが
確かに存在していて、こうして色々調べていってみたら人生のお手本にできるような方がたくさん見つかると思います。

表に出てこようと出て来まいと、様々な方が世の中ひしめき合っていますが、先を歩んだ方々から私たちは何を学べるのか。
その結果は私自身がどのような価値観を持っているかによって変わってくるのかなぁ、と思います。

と言っても、あまり難しく考えすぎないで、大学生として新たなものを吸収しながら、
より大きな意識と情熱を胸に、お互い頑張っていきたいですね。
[2015/12/18 23:50] URL | 教授 #- [ 編集 ]

お元気様です、神戸カープのらいです(^o^)/
毎年この時期になると“ノーベル賞”というワードを良く聞くのですが、なかなか実感がないので意識していませんでしたが、大村 智さんのように、多くの人の命を救う事の出来る研究をされていると聞くと、本当に凄いな!!って感じます(*≧д≦)
自分達に関わる内容なのに知らないから無関心になりがちなので、もっと意識して学んでいこうと思います!
[2015/12/14 09:34] URL | 神戸カープ #m6pSOb.I [ 編集 ]


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